金持ちと貧乏人 その5

貧乏になる人は、金持ちになることが「特権」だと考え、金持ちになる人は金持ちになることが「権利」だと考える

貧乏になる人は、金持ちになることが一部の幸運な人だけに与えられる特権だと考えている。一方、金持ちになる人は社会のために価値を創造するなら、誰でも金持ちになる権利があると考えている。

この考え方の違いが貧乏になる人を「宝くじ」に、金持ちになる人は「仕事」に向かわせる。貧乏人は当たりくじを引いて一獲千金を狙う。一方、金持ちは世の中の問題を解決することに尽力する。だから、人々の暮らしをよくして社会に貢献しているなら、自分は経済的に豊かになる権利があると考える。

金持ちになる人は、より良いモノやサービスを提供して人びとの生活を向上させる新しい方法をいつも考えている。ところが、貧乏になる人は彼らのそういう姿を見て、「自分の利益ばかり追求する金の亡者だ」などと見当違いな批判をする。

貧乏になる人がテレビを見たりネットサーフィンをしたりしている間、金持ちになる人は考え、働き、より良い生活を夢見る。貧乏になる人はお金を稼ぐことよりも娯楽に興じることに関心を寄せる。本当は金持ちになりたいのだが、自分にそれができるとは思っていないから、仕方なくそうしている。

金持ちになることは自分の信念からはかけ離れているので、貧乏になる人は金持ちになれるとは思いもよらないのだ。しかし、この世の中は問題解決に対して報酬が支払われる仕組みになっているので、問題を解決すれば誰でも金持ちになれる。

金持ちになる人は、自分が創造する価値に対してお金を得る権利があると考えている。だから、スポーツの試合やビデオゲームに興じる暇があるなら、社会に貢献して財産を築くための新しいアイディアに時間と労力を集中すべきだと考える。この事実がわかれば、ごく一部の人が世の中の富の大半を独占していることが納得できるだろう。

金持ちになるアドバイス

価値を提供して社会貢献に貢献すれば財産を築くことができる。

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