金持ちと貧乏人 その8

貧乏になる人は「自分の努力」の対価としてお金を稼ぎ、金持ちになる人は「チームの努力」の対価としてお金を稼ぐ

貧乏になる人は9時から5時までせっせと働き、自分の努力の対価としてお金を稼ぐ。しかし、組織への貢献はあまり考えない。一方、金持ちになる人は、大金を稼ぐにはチームの努力が不可欠だと考え、チームづくりに労力の大半を費やして自分のアイディアと行動にレバレッジをかける。

つまり、金持ちになる人は「チームの努力」の対価として大金を稼ぐのだ。彼らはリーダーとしてチームをまとめ、イニシアチブをとって周到に準備をした戦略をもとに人々を正しい方向に動かす。

貧乏になる人は、「自分の功績」を認めてもらうことに関心を寄せる。しかし、金持ちになる人はチームに功績を譲り、自分の功績より「全体の利益」を優先する。言い換えると、貧乏になる人が賞状やトロフィーを誇らしげに見せびらかすのに対し、金持ちになる人は組織に利益をもたらすことが重要だと考えるのである。

要するに、貧乏になる人は自分の功名心を満足させ、金持ちになる人は資産形成に意識を向けるということだ。両者の主な違いは、チームをつくって功績を分かち合う姿勢を持っているかどうかである。

貧乏になる人は大金を稼げない埋め合わせとして自分を世間に認めてもらおうと躍起になる。結果を出すことより自己満足を優先している証だ。一方、金持ちになる人は結果を出すことに集中し、チームメートの功名心を満足させて利益を得る。

チームワークは極めて重要である。チームワークを大切にしなければ、あなたが能力を最大限に発揮したり、大金を稼いだりすることはまず不可能だ。

ブライアン・トレーシー(アメリカの経営コンサルタント)

金持ちになるアドバイス

自分だけでやろうとしていた重要なプロジェクトを誰かの協力を得て行ってみよう。

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