金持ちと貧乏人 その33

貧乏になる人は自分が金持ちになるには「値しない」と考え、金持ちになる人は自分が金持ちになるに「値する」と考える

貧乏になる人たちには、「最低限の生活条件を満たす以上に豊かに贅沢に暮らす資格も権利も自分にはない」というマイナスの信念が蔓延している。「金持ちになるなんてとんでもない。自分のような人間が贅沢な暮らしをするとは思い上がりも甚だしい」と心の中でいつも自分をこき下ろしているのが実情だ。

一方、金持ちになる男は「自分には金持ちになるだけの価値がある世の中の問題を解決して人々の役に立っているんだから、財産を築くことができる」と考えている。彼らはそういうプラスの信念を持っているので、夢の実現に向かって着実に前進し続ける。実際に金持ちになるに値するかどうかは関係ない。「自分は金持ちになるに値する」という信念を持つことが重要なのだ。

飢えで苦しんでいる大勢いる世の中で自分だちが金持ちになる権利があるかどうかを、一部の知識人は真剣に議論する。しかし、金持ちはそんな議論には興味を示さず、自分は金持ちになるに値するというプラスの信念を貫いて繁栄への道を歩む。これこそが、一部の賢者が貧しい状態にとどまり、普通の知能の持ち主が財産を築く理由である。

自分は金持ちになるに値すると考えれば金持ちになり考えなければ貧乏になる。信念は現実になる。哲学者はこの問題を大昔から探究してきたし、今後もその探究は永遠に続くだろう。

達成したい目標にもとづいてプラスの信念を身につけよう。金持ちになることを選択できるなら、うだつが上がらない人生に甘んじる必要はない。

人間は、その能力を使って豊かさを手に入れるために生まれている。

ラルフ・ワルド・エマーソン(アメリカの思想家)

金持ちになるアドバイス

人々の役に立つ仕事をして社会に貢献しているなら、豊かな生活を送る権利があると確信しよう。

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