成功する投資家:チャリー・マンガーの投資の原則

チャーリ・マンガー

チャーリー・マンガー 8つの投資原則

世界一の投資家ウォーレン・バフェットの右腕であり、バークシャー・ハサウェイの参謀であるチャーリーマンガーをご存知だろうか?マンガーは彼自身卓越した投資家である。

このページでは、チャーリーマンガーがスピーチしたバフェット流投資の原則を紹介したい。少し古いが内容自体は色あせない原理原則だと思うのでぜひ理解して今後の投資に活かして欲しい。

原則1:
ビジネスでの特化は企業の成功につながることが多い

いろいろな事業に手を出すよりも、まずは特定のビジネスに特化して競争力を高めている企業の方が成功しやすいと言うこと。

原則2:
規模の強みは重要である

業界で1、2を争う大企業になれないのなら、自分は仕事を辞める、と言うジャック・ウェルチは決して異常ではなく、タフなだけだ。これを理解できないCEOが世の中には実に多い。ただし、大きければ大きいほど良いと言うのではなく、官僚主義を生まない限り、という条件が付く。連邦政府やAT&Tがいい例だ。

原則3:
テクノロジーは薬にもなれば、毒にもなる

テクノロジーから生まれた利益が全部顧客に還元されてしまうのか、一部は株主にも回されるのが分かれ目。

原則4:
投資家は得意な領域に納まっておくべき

ボビーフィッシャー(チェスの名人)に勝つにはどうしたら良いか?というジョン・トレインの出題を思い出そう。答えは、チェス以外の分野で勝負させれば良い。が正解。投資家は自分の理解できる範囲の会社へ投資すべきということですね。

原則5:
勝ち目があると見たら大きく賭ける。それ以外の時には手を出さない。

これが成功者のやり方だ。よく計算された賭けをたまにだけ行う者に大きなチャンスがめぐってくる。だが、そのような方針で運用している投資家や投資ファンドは非常に少ない。

だから、まずは良いアイディアを貯め込むことだ。大幅に割安でかつ、良い会社を探し当てるのは難しい。(割安というのがポイント)

原則6:
大幅に割安とは、大きな上昇余地と十分な安全域を意味している

良い企業の株を、直取引の買い手が支払うであろう値段よりもずっと安く買うべきである。

原則7:
良質な会社ならば買いあがってでも買う

ウォーレン・バフェット 曰くチャリーマンガーから学んだことの中で最も重要な考え方が原則6になるようです。

原則8:
売り買いの回転数を減らせば、支払う税金が減り投資収益率が上がる

二人の投資家がどちらも年率複利で15%の投資収益率を30年間続けたとしよう。最初の1人が35%の税金を30年目の終わりに支払い、2人目が同率の税金を毎年支払うとすると、30年後には前者は後者の2倍半以上の金持ちになっているということだ。

以上、チャーリーマンガーの原則だが、心に響く内容はあっただろうか?ウォーレン・バフェット にも影響を与えた、その賢明な投資手法はたくさんの本としてもまとめられている。興味を持った人はぜひ手にとって本物の投資手法を学ぶことをお勧めしておきます。

参考:チャーリーマンガーの投資方法


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