金持ちと貧乏人 その23

貧乏になる人は誰かに「助けてもらおう」と考え、金持ちになる人は自分で「物事を解決しよう」と考える
貧乏になる人は、誰かが自分を助けて願いを叶えてくれるのを待っている。彼らが待望している救世主は神様、政府、政治家、配偶者である。しかし、そうやって手をこまねいている間にも時間はどんどん過ぎていく。
貧乏人が死の床について必ず後悔するのは、「思い切って自分の好きなことをすればよかった」ということである。あなたにとって最大のリスクは何もせずに願いがかなうのを期待することだ。
一方、金持ちになる人は「誰も助けに来てくれない」と考え、しかもそれを喜んでいる。彼らは、「本当に楽しいのは、目標の達成そのものではなく、目標を達成する過程で自分がどういう人間になっていくかを確認することだ」と言う。
私は長年にわたって多くの人と会って話を聞いたが、そのなかで最も幸せに暮らしていたのは金持ちである。
しかし、金持ちが幸せなのはお金があるからではない。彼らにとって幸せとは、「誰かが助けに来てくれるのを待たずに自分で目標を設定し、ひたむきに努力してゲームに勝つこと」なのだ。お金はそのための目安にすぎない。
お金は生活を快適にしてくれるが、幸せを買えるわけではない。お金がないから幸せではないと言うのなら、お金があっても幸せになれない。
お金と幸せはどちらも重要だが、相関関係はあまりない。
凡人は「夢を持つのはバカげている」「あいつが成功したのは幸運だからだ」「財産を築いたのはよく深いからだ」などと言うが、そんな意見は無視すべきだ。彼らはまったく何もわかっていない。
ロバート・アレン(アメリカの実業家・講演家)
金持ちになるアドバイス
受け身の姿勢で待つのではなく、経済的自由を手に入れるための日々の行動計画を立てよう。
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