金持ちと貧乏人 その24
貧乏になる人はお金に「支配されている」と考え、金持ちになる人はお金が「自由にしてくれる」と考える
貧乏になる人は、「お金が人生を支配し、できることとできないことを規定する」と考えている。
私たちは子供の頃に教師や進路相談カウンセラーから「得意なことをしてお金を稼げ」とか、「大学で経済や経営を勉強すれば食べていける」と指導された。勿論、善意でそのようにアドバイスしてくれたのだが、結果的に多くの人がお金に支配される生き方を余儀なくする信念を植え付けられたのである。
一方、金持ちになる人はお金を主人ではなく下僕とみなし、自分でお金を支配し、お金によって洗濯を規定されるのを拒否する。つまり、彼らはお金を解放者とみなしているのだ。お金は安心と機会のために貯めるもので、恐怖や崇拝の対象として扱うべきではないと言うのが彼らの考え方である。
金持ちは「得意なこと」ではなく「大好きなこと」を仕事に選ぶ。愛情と豊かさに溢れた意識で働き、目標に向かって前進する。彼らが金持ちになるのは、貧乏人が教えられたのとは違う考え方をするからだ。
すばらしいことに、金持ちの考え方を学んで実行に移せば、誰もが金持ちになれる。しかし、貧乏人はそれに気づいていない。幸い、あなたは今、それに気づいた。重要なのは、これからどう言う行動を起こすかである。
お金は自由の象徴である。お金を呪うことは自由を呪うことであり、ひいては人生そのものを呪うことになる。なぜなら、自由でなければ人生には何の価値もないからだ。
レミ・ド・グルーモン(フランスの詩人)
金持ちになるアドバイス
意識は人から人へと伝染する。だから、お金についてマイナスの信念を持っている人と付き合う時間をできるだけ減らそう。
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