金持ちと貧乏人 その25
貧乏になる人はお金が人の「性格を変える」と考え、金持ちになる人はお金が人の「本性をあらわにする」と考える
世間の常識とは裏腹に、お金は堕落の原因にはならない。貧乏になる人は、成功して金持ちになると堕落して強欲で無慈悲な圧制者に変身すると思い込んでいる。これもまた、彼らが金持ちになるのを妨げているマイナスの信念の一つだ。さらに、お金で苦労しながらも清くただしく生きていると主張する人たちの言い訳としても使われている。
金持ちになる人は、お金がその人の本性をあらわにすることを知っている。もともと悪人だったなら、金持ちになるとますます悪人になる。もともと正直で謙虚な努力家だったなら、金持ちになっても正直で謙虚に努力する。要するに、お金を持つと、よくも悪くもその人の本性があらわになるだけなのだ。
貧乏になる人は何かにつけてお金のせいにするのが好きで、二言目には「お金は人間を堕落させる」などと言う。それによって、自分が金持ちになれないことを正当化しているのだ。しかし、そう言うマイナスの信念のために、ますますお金がなくて苦労する羽目になる。
お金は人間の本性をあらわにする。もともと善良でない人なら、お金を持つとますます厄介者になる。しかし、もともと善良な人なら、お金を持つとさらに善人になる。
ボブ・プロクター(アメリカの講演家)
金持ちになるアドバイス
自分の長所を十個列挙しよう。金持ちになったらもっと磨きがかかるはずだ。
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