金持ちと貧乏人 その3

貧乏になる人は「労働」を名誉の勲章と考え、金持ちになる人は「成功」を名誉の勲章と考える

もし、汗水たらして働くことが経済的成功の秘訣なら、工事現場の作業員やレストランのウェートレスは皆金持ちになるはずだ。しかし、現実はそうはならない。

一方、金持ちになるひとは戦略的視点から最も儲かる分野に労力を集中し、人脈、信用、能力にレバレッジをかけて結果を最大化する。レバレッジとは「てこ」の原理を利用して小さな力で大きな力を発揮することである。

確かに金持ちになる人も一生懸命に働くが、それは通常の意味においてではなく、競争相手よりも深く考えるという意味においてである。

金持ちは成功を名誉の勲章と考え、貧乏人は労働を名誉の勲章と考える。貧乏人が1日の終わりに心身ともに疲れてクタクタになっているのに対し、金持ちは貧乏人の雇用を維持するための方法を考えてワクワクしている。その結果、貧乏になる人がわずかな給料を得るのに対し、金持ちになるひとは無限の豊さを手に入れる。唯一の違いは、汗水たらして働く代わりに知恵をひねることだ。

資本主義社会の素晴らしさは、誰もが自由に考え方を変えられることである。ところが、ほとんどの人がそれを知らない。どうやって考え方を変えればいいかを知らないし、それができるとも思っていないからだ。

結局、金持ちはますます資産を増やし、貧乏人はそれを横目で睨みながら請求書の支払いに追われる。

人間が道具にレバレッジをかけて動物より優位に立つことができる。簡単に言えば、レバレッジをかけるというのは力を得るということだ。

by ロバートキヨサキ

金持ちになるアドバイス

汗水たらして働かないとお金は稼げないという思い込みを捨てて、レバレッジをかけて成功する方法について考えよう。

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