偉大な投資家の名言・格言 その15-ハワード・マークス

長期的に投資で成功するための道は、やみくもにリクスを取ることではなく、リスクをコントロールすることにある。

by ハワード・マークス

キャリア全体を見た場合、ほとんどの投資家の成否は利益をあげた投資の素晴らしさよりも、損を出した投資の数とその損失の規模で決まる。巧みなリスク・コントロールこそが優れた投資家のしるしなのだ。

関連書籍:投資で一番大切な20の教え 賢い投資家になるための隠れた常識 (日本経済新聞出版

▼参考になったレビュー
バフェットがこの本を大絶賛し、大量購入してバークシャーの株主総会で配布した理由がわかる。

個人投資家のほとんどは、何故株式投資で勝てないのか。
必要な投資哲学を学ぶことができたのがこの本であり、
繰り返し、繰り返し読み続けている。

・優れた投資家がするべきことと正反対の行動を起こしがちだからだ。
・本質的価値を下回る価格で買う。そうすれば、低リスクと高リターンは両立する。
・ほとんどの人が間違ったタイミングで間違った行動をとる。この繰り返しが永遠に続く
・非効率性。すばらしいパフォーマンスをあげる機会。非効率性を逆手に取り、見極める側にいなければならない。
・バブルで買わずにいることが難しかった。危機の谷底で売ることが難しく、買うことは一段と困難。
・潜在リターンが高いもの、割安感が強いものを見つける
・投資は相対選択の学問だ
・サイクルの頂点と谷底で群衆の振る舞いに歩調を合わせない
・サイクルやトレンドが極端な状態は最大級の過ちを生み出す要因。反対方向に動く行為が必須
・群衆が過ちを犯すというのは明確であり数学的とさえいえる。
・心理的要因の影響力を侮ってはならない。思慮深い投資家も影響力を感じ取る。無関係でいられるなどと考えてはならない。屈服してはいけない。心理的要因を認識し、立ち向かわなければならない。理性をもって感情に打ち勝つ必要がある。

これらの卓越した実効性のある投資哲学は、この本ならではであり、その教訓を我々に示してくれている。
経験と教訓をマーケットが厳しい時期に吸収することが肝要。

これから逆回転するであろう経済のサイクルを乗り越えるために、この本を推奨したい。
サイクルをいくつも乗り越えてこそ、複利の効果を享受でき、資産の爆発的な拡大に繋がると認識している。
この本の価値は、値段では計れないくらいよい知識を与えてくれた


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