第12回:投資初心者向け個別株投資へのおすすめ投資方法
あくまで投資の初心者は経済学的に最も正しい言われるインデックス投資からはじめてください。とはいえ、賢明なる投資家について目覚めた人・ビジネスオーナーになりたい人・個別株にもチャレンジしたい人向けに投資の神様ウォーレンバフェット風の投資方法についても記載してみたいと思います。
株式投資と銘柄選択について
個別株の投資方法では銘柄選択が最重要課題になると思います。誤解を恐れずに言えば、超優良銘柄の選択に成功すれば株式投資へのタイミングは長期的にはあまり関係ないと思います。
ちなみに私の投資方法はウォーレン・バフェットの投資方法を独学で真似ただけなので、いわゆる長期投資の王道です。しかし、意外と長期にわたりバフェットのバリュー投資が出来ている人は少ないのが現状のようです。短期的に投機で儲けたい人が多いという意味です。
さて、私のおすすめする銘柄選択ですが基本的には下記2点が銘柄選択の基本になります。
- 株価指数の構成銘柄:ダウ平均、S&P500などに選ばれている代表的なブランド企業
- よく知っている企業やサービスを利用している企業
投資というと上場したてのベンチャーのような会社で一財産つくるようなイメージがある人もいそうですが、私の考える投資方法は長期でゆっくり財産を形成することを目指す投資方法になりますので上記のように言われてみれば当たり前の銘柄選択になります。
決して名前も知らない企業やサービスを利用したこともない会社には投資しないですね。(これ大事)
株価指数の構成銘柄について
上場企業のなかでも歴史があり、各産業の代表的な会社が株価指数の構成銘柄として選ばれていることが多くビジネス自体がしっかりしていると考えられるためです。言い換えるなら「儲ける仕組みが出来ている」「ブランドがある」ということです。
例:NYダウ 工業株30種(2015年4月)
3M、アメリカンエクスプレス、アップル、ボーイング、キャタピラー、シェブロン、シスコシステムズ、コカコーラ、エクソンモービル、IBM、ジョンソン&ジョンソン、インテル、マイクロソフト、P&Gなどなど
よく知っている会社やサービスを利用している会社
投資する本人がお金を払って利用するようなサービスはきっと良いサービスと考えられませんか?NYダウ 工業株30種のなかで日本でも馴染みのある会社多いと思いませんか?実は私自身「コカコーラ」「アップル」「P&G」「ジョンソン&ジョンソン」「VISA」などの銘柄に投資をしていますが企業名やサービス自体も自分で利用しているし、よく理解している会社だけに限定して投資をしています。
なぜならよくわからない企業(ビジネス)に大事なお金を預けることはできないですし、投資家はビジネスオーナーとして会社のことを何も知らずに投資することほど危険なことはありません。ここは重要なので是非覚えておいてください!
歴史あるブランド企業でも投資に遅すぎるということはない
私が提案した2つの条件で投資すると短期間で数倍~数十倍になるようなことはないのですが長期的には報われることは間違いないと思います。例としてIPhone6で話題のアップルの10年間の株価推移をみてください。
ちょうど10年前に購入すると1933%と既に20倍近くになっています。すごいですねぇー(これは極端ですが)。このように知っている会社でも収益を爆発的にのばすようなことで株価上昇の恩恵にあやかれることができます。
アップル(AAPL)は極端な例かも知れないので150年の歴史あるコカコーラ(KO)も同様に見てみましょう。
コカコーラ株はアップルほどではないですが、10年間で約2倍ぐらいなので日本の定期預金とは比べ物にならないリターンじゃないでしょうか。とは言え株式ではイマイチかも知れませんが。
ただし、10年間で配当金額が14セントから30セントへ2倍に増えており10年前の投資したコカコーラ株で現在の配当利回りを計算すると6%以上になっているんですよ。別にベンチャーじゃなくてもリターンが増えていく株式ってあると思いませんか?!
まとめ
個別株投資にチャレンジするなら銘柄選択の条件は下記2つを重視せよ
- 株価指数の構成銘柄からの銘柄選択
- よく知っている企業やサービスを利用している企業
賢明なる投資家は、事業内容の分からない会社への投資は損をする可能性が高いので絶対に投資しないと心に刻むべし