金持ちと貧乏人 その19

貧乏になる人は「嫌いなこと」をしてお金を稼ぎ、金持ちになる人は「大好きなこと」をして財産を築く

貧乏になる人は辛抱できる仕事を見つけ、定年退職の日を夢見ながら何年もその仕事にしがみつく。確かに副業をもったり転職したりする人が増えたが、貧乏になる人の心の持ち方は以前とほとんど変わっていない。

ほとんどの人は好きでもない仕事にいやいや従事しながら、クビになるのを恐れている。その理由は愚かだからではない。生活費が必要であり、汗水たらして働けばお金を稼ぐことができると学校で教えられ、周囲の人からもそのように言われたからだ。

金持ちになる人はその思い込みから抜け出して、その気になればなんでもできると考えている。その例が、「情熱こそが金持ちになる本当の秘訣だ」という考え方だ。これは情熱と努力に関する原因と結果の法則なのだが、貧乏になる男が情熱を結果とみなすのに対し、金持ちになる人は情熱を原因とみなす。

つまり、貧乏になる人は毎日仕事に出かけて、自分の努力の中に情熱が見つかることを期待するのに対し、金持ちになる人は毎日仕事に出かけて、自分のしていることに情熱を感じ、その情熱が努力を引き出すということである。

これは言葉遊びではなく、財産を築く原動力となる重要な考え方だ。金持ちの哲学は「大好きなことをすれば、お金は後からついてくる」である。それを貧乏人に伝授しようとする試みはこれまで何度もされてきたし、そういう本がたくさん出版されてきた。

しかし、残念ながら、その哲学を実践する人はわずかしかいない。貧乏人は長年にわたる恐怖と欠乏に根差した信念を絶えず強化しているので、彼らのほとんどが金持ちの仲間入りを果たせずにいる。

それは紛れもない現実だが、あなたとは関係がない。子供のころに周囲の人からマイナスの信念を教え込まれたとしても、それは排除できるからだ。好きなことをして財産を築くことができるという信念を持ちさえすれば、これからなんでもすることができる。彼らにできるなら、あなたにできないはずがない。

金持ちになるアドバイス

大好きなことをして、素晴らしいライフスタイルを楽しんでいる人を何人か見つけて、その秘訣を聞いてみよう。

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