金持ちと貧乏人 その7

貧乏になる人は金持ちが「ずるい」と考え、金持ちになる人は金持ちが「野心的だ」と考える

多くの人は子供の頃に、親や教師などの影響力のある人たちから「金持ちはずるいことをしてお金を儲けている」と教えられて大人になった。これは、貧乏になる人がお金持ちになれない言い訳である。一方、金持ちになる人は、財産が野心と気迫とビジョンによって築き上げられると考えている。社会のどの階層にも、不正な手段でお金を稼ぐ人は存在するが、その割合は富裕層でも中間層でも同じである。

貧乏になる人は自己責任という考え方を嫌うので、成功者の批判をして自分の不甲斐なさをごまかそうとする。不幸なことに、彼らはその歪んだ価値観を子供に伝えるから、世代を経るごとにその歪みが増幅していく。

一方、金持ちになる人は自分の責任を持ち、財産を築くために全力を傾ける。言い訳をして時間と労力を浪費するのではなく、創造性を発揮して問題解決のために時間を有効に使う。

貧乏になる人は金持ちを批判するために著名人の金銭スキャンダルを引き合いに出す。一方、金持ちになる人は世の中の問題を解決するために新しいアイディアを探し求める。つまり、貧乏になる人は言い訳をすることと批判することに、金持ちになる人は行動することと業績を上げることに意識を向けるのである。

その結果、貧乏になる人はますます貧しくなり、金持ちになる人はますます豊かになる。

自力で財産を築いた人たちが野心的でいられるのは、自信を持って考え抜き、粘り強く目標を追い求めるからである。自分の能力を信じられるだけでは金持ちに慣れないが、それに基づいてたゆまぬ努力を続ければ、やがて金持ちになることができる。

私は芯が強くて野心的で、明確な目標を持っている。それを批判されるなら本望だわ。

マドンナ(アメリカの歌手・女優)

金持ちになるアドバイス

周囲の人に「私をどれだけ野心的だと思うか」と質問しよう。「あまり野心的ではない」という答えが返ってきたら、あなたは金持ちになる可能性が低い。

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