アマゾン・ドットコム (AMZN)2021年4Q決算
アマゾン・ドットコム、4Q決算は9.4%増収98.3%増益
2月3日(現地時間)、アマゾン・ドットコム<AMZN>は4Qの決算を発表。主な業績は以下の通り。
四半期業績 (4Q)
4Qの業績は増収増益。
①売上高:対前年同期9.4%増の1374億ドル
(アナリスト予想の1377億ドルを0.2%下回る)
②純利益:対前年同期98.3%増の143億ドル
(アナリスト予想の21.6億ドルを上回る)
③1株当り利益:27.75ドル。前年同期の水準から13.66ドル増加
(アナリスト予想の水準を24.12ドル上回る)
通期業績 (12か月)
当会計年度の累積業績は増収増益。
4Qの業績は増収増益。
①売上高:対前期21.7%増の4,698億
(アナリスト予想の4,703億ドルを0.1%下回る)
②純利益:対前期56.4%増の334億
(アナリスト予想の210億ドルをを56.8%上回る)
③1株当り利益:64.81ドル。前期の水準から22.98ドル増加
(アナリスト予想を23.80上回る)
アマゾン・ドットコム (AMZN) 4Q決算の感想
アマゾン・ドットコム (AMZN)の四半期・通期決算はリビアン(EVメーカー)の株式上場評価益計上もあり、アナリスト予想を大きく上回る利益を上げることができたようだ。
アマゾンの主力であるEコマースなどはコロナ禍で4割近い売上上昇もあったため成長率は落ちたんじゃないかと考える。
ただ、今回の決算発表で個人的に以下の点は大きく評価できると思う。
- プライム会員年会費を 20 ドル引き上げ 139 ドルに値上げ
- アマゾン・ウェブ・サービシズの売上高は 177.8 億ドル(40%の増収)
- 1対20株式分割
- 100億ドル自社株買い
アマゾンは160万人の従業員を抱える超大きな会社なのでコロナ禍で人件費高騰など課題もあるかと思いますがジェフベゾスから交代でCEOとなったアンディ・ジャシーCEOには株主の方向を向いた経営を期待したい。
株価はアップルやGoogle同様に長期投資にふさわしい銘柄だと考える。