初心者が株で失敗しないための鉄則7か条
初心者の個人投資家がカモにならないための鉄則7か条
個人投資家で勉強してから投資をしている人は意外に少なく、世の中では投資で失敗している「マーケットのカモ」が増えているのが現状です。いきなり始めて資産運用で失敗しないためには、知っておくべきことが幾つかあります。その鉄則を書き7か条をまとめました。
内藤忍さん:お金のルールより
鉄則1:人の真似をしても成功しない
投資は他人との差異のなかからリターンを生み出す行為とも言えます。株式投資を評論家やマネー誌の言うなりに取引している人がいますが、良い結果は出ません。なぜならマネー誌に掲載された時点で、誰でも知っている情報になってしまうからです。人が何かをする前に行動しないと利益にはつながらないのです。自分で納得するまで考え、人とは違った新しい考え方から成功が生まれるのです。
鉄則2:感情的になるな
感情に流されると投資ではうまくいきません。高値で買って安値で売ってしまう過ちは、往々にして感情的になることが原因です。行動心理学の世界では、感情的になる投資家が損をしてしまうことが証明されています。クールに意思決定できるような感情をコントロールできる仕組みを作ることが投資には必須なのです。
鉄則3:リスクの取り過ぎは破滅への道
多くの個人投資家の失敗は、リスクの取り過ぎが原因です。例えば今までは預貯金しかやっていなかった人が、投資を始めていきなりひとつの株式に資産の大半を投入してしまうようなケースがありますが、これは明らかにリスクの取り過ぎです。リスクを取りすぎると、相場が下落したときにパニックになってしまい、正常な意思決定ができなくなってしまいます。
鉄則4:長期的資金で投資をする
資産運用に絶対はありません。もちろん元本保証もありません。このブログで提案しているような分散投資を実践すれば、長期的には資産が殖える可能性が高いことは歴史が証明していますが、短期的には損失が発生することもありえます。(含み損という意味です)
ですから、投資は長期的に考えることが出来る資金で行うべきです。つまり、1年後に使い道の決まっている資金などを使ってはいけないということです。また、自分の資産をすべて投資にまわすのではなく、生活資金の3ヶ月分は普通預金のようないつでも現金化できる資産においておきましょう!
鉄則5:勉強すること
投資は勉強しないと成功しません。なぜなら、資産運用とは勉強している人が勉強していない人からお金を合法的に巻き上げる仕組みとも言えるからです。
例えば、銘柄分析もしないで株式投資をしても、無知な人は割高な株を買ってしまい、結局安く買って高く売り抜けられる、勉強している人のカモになってしまいます。勉強して人よりも優位に立たないと知らないうちにせっかくの利益を巻き上げられてしまうのです。たまたまビギナーズラックで短期間に儲けをだす人がいますが幸運だけでは長期の運用はできません。是非以下のページで勉強してください。
鉄則6:投資を継続すること
投資は続けることによってリターンのブレを減らしていくことができるのです。例えば、過去35年のデータで見ると時間が長くなればなるほどマイナスになることが少なくなることがわかっています(参考:投資家の常識!?株・債券・現金の期間別リターン)
1年、2年といった短期で結果を求める場合、マイナスの結果に終わる可能性が高いですが、10年単位の長期での資産運用を行うことでマイナスになる可能性を下げることができます。詳細は参考をご覧ください!
鉄則7:投資は早く始めること
鉄則6で説明したように資産が殖えるのには時間が必要です。人生の時間が有限であることを考えれば、一刻も早く運用を始めることが運用期間を長くするために必要であることがわかります。何もしないままで1年が過ぎてしまえば、運用できる時間は1年短くなってしまうのです。過ぎた時間は取り返しがつきません。
まとめ
鉄則1:人の真似をしても成功しない
鉄則2:感情的になるな
鉄則3:リスクの取り過ぎは破滅への道
鉄則4:長期的資金で投資をする
鉄則5:勉強すること
鉄則6:投資を継続すること
鉄則7:投資は早く始めること
結局のところこのサイトのテーマでもある長期的に投資をすることが資産運用の基本中の基本ということですね!私も10年以上運用をして長期的に資産が殖えていくことが投資の成功の秘訣だと本当に思います。