マンハッタン島と複利の話「インディアンの24ドル」

manhattan

 アメリカの有名なインディアンとマンハッタン島売却の話

アメリカのマンハッタン島、そこには世界金融の中心地たるウォール街があります。このマンハッタン島、どういういきさつでアメリカの領土になったかというと1626年、ヨーロッパから渡ってきた入植者たちがネイティブ・アメリカンであるインディアンから譲り受けたものでした。

このマンハッタンが土台のひとつとなって、現代アメリカの興盛が実現されました。

当時入植者がマンハッタン島を譲り受けるのにインディアンに支払った価格がいくらだったのでしょう?!

なんとびっくり!24ドル(正確には相当の商品)

24ドルって1円=100円で単純換算すると2400円で売ってしまったということです。当時は何もない島だったと思いますが、現在ニューヨークは世界経済・金融の中心街ですね。

インディアンは24ドルで売却して大損したと思える話ですが・・実はちがうんです。

このインディアンたちが、その24ドルを1626年から2003年まで6%の複利で投資運用していたら、資産はいくらになると思いますか?!

 

約832億ドルにまで資産が膨らむんです!

結果、このマンハッタン島をほとんどすべて買い戻せることが出来るまで資産を殖やすことができるほど長期間の複利効果は絶大なんですというお話。

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